約 3,204,547 件
https://w.atwiki.jp/clubshiny_technote/pages/49.html
ポケモン別色違いの粘り方 ポケモン名を以下に入力して検索し、 「ポケモン別色違いの粘り方/○○(ポケモン名)」で表示される 該当ページを参照ください。 検索 ※絶賛全ポケモンのページを作成中・・・結構お待ちください。
https://w.atwiki.jp/harukaze_lab/pages/150.html
聞き違い 山本周五郎 ------------------------------------------------------- 【テキスト中に現れる記号について】 《》:ルビ (例)蔀伝蔵《しとみでんぞう》 |:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号 (例)々|焦《じ》 [#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定 (数字は、JIS X 0213の面区点番号またはUnicode、底本のページと行数) (例)※[#感嘆符二つ、1-8-75] ------------------------------------------------------- [#8字下げ]一[#「一」は中見出し] 天和三年二月はじめのある日、――津村平次郎は水戸二番町の自分の家で、朋友の蔀伝蔵《しとみでんぞう》と田宮流の剣法談を交わしていた。 その当時水戸家の大番組に和田兵助という居合の達人がいた、田宮流の中興と称せられた人で、家中の若手は多くその門に就いていたが、津村平次郎は少年の頃から江戸邸にあって小野派一刀流を学び、すでに奥伝まで許されていたから、先年国許へ帰ってからも改めて田宮流の門を叩こうとはしなかった。――しかし予てその刀法の優れている点は聞き知っていたので、折々同流の出色である伝蔵にその道を聞く事は怠らなかった。 黄昏近い頃であった、やや語り疲れて茶を命じようとしていると、不意に庭先へはせ入って来た者がある、平次郎と同役の中小姓雨田金右衛門だった。――彼は平次郎独りと思ったか、縁先へ走り寄りさま、うわずった声で叫んだ。 「津村! 拙者武道の意地でこれから鞍馬陣兵衛と果し合いをしに行く、後の事を頼むぞ」 「…………」 平次郎は黙っていた。 「相手が陣兵衛ゆえ生きて帰るつもりは無い、母と絹代の事を頼んだぞ」 重ねて叫んだが平次郎は答えなかった。――相対していた蔀伝蔵が気遣わしそうに、 「――津村……」 と注意しかけた時、 「なぜ返辞をせぬ」 金右衛門が怒声をあげた、 「答えの無いのは不承知か、心を許した友と思ったから後事を頼みに来たのに、一言の会釈もせぬとは無礼であろう」 「声が高いぞ雨田」 平次郎は静かに障子を開けながら云った。「友達だからこそ黙っていたんだ」 「――――」 「果し合いをすると聞けば止めなければなるまい、だから拙者はわざと聞かぬ振をしていたのだ、――貴公に万一の事があれば云われなくとも後始末はする、如何にも引受けたから存分に立合って来い!」 「…………」 金右衛門は障子を開けられて初めて、そこに蔀伝蔵のいる事を知ったらしい、けれどもうそれに驚く余裕は無かった、――彼は平次郎を憎悪の眼で睨みながら、 「それには及ばぬ、その様子で貴様の友情も底が知れた、もう頼まんぞ!」 喚くとともに、踵を返して走り去った。 平次郎は眉をひそめながら、取乱したその後姿を見送っていた。蔀伝蔵はちょっと取付き端のない白けた気持で、しばらく黙っていたが、 「津村、見に行ってやらぬか、陣兵衛が相手では本当に斬られてしまうぞ」 「行ったところで仕方がない、果し合いは当人同志の事だし、拙者の痩腕ではとても陣兵衛に勝てはしない」 「――雨田は斬られてしまうぞ」 伝蔵は念を押すように繰返した、しかし平次郎は取合わずに座を立った。 夕食を共にして伝蔵が帰り去ると、しばらくして平次郎は家を出た、金右衛門の様子が知りたかったのである。――鞍馬陣兵衛というのは半年まえから水戸家に客分として滞在している武芸者であった。自ら『鞍馬古流』と唱える特異の剣法に長じ、仕官を目的にやって来たものである。その技法の鋭さは驚くばかりで、家中の士一人として敵する者無く、和田兵助でさえ三本の内二敗したくらいであった。しかし藩主光圀は、 ――当分滞在して遊んでゆくがよい。 と云っただけで、別に召抱えるとは云わずに今日に及んでいた。 陣兵衛としては腕に自信があるし、現に藩の指南番格である和田兵助にも勝っているのだから、当然相当の食禄で迎えられるものと思っていたが、時日が経っても一向にその沙汰がないので、近頃では少々|焦《じ》れ気味になったか、暴慢無礼の振舞いが多く、若い家臣とのあいだにしばしば諍《いさか》いを起していた。――そして今日の金右衛門との問題が突発したのだ。 雨田の家へ行ってみると、人の出入りで混雑していた。 ――やられたな。 直ぐにそう感じられた。 「御母堂にお眼にかかりたい」 そう云って訪れると、家扶はにべ[#「にべ」に傍点]もなく、 「お取次はなりかねます、お帰り下さい」 と答えた。――あのとき金右衛門が捨て科白のように云った言葉を思い出した。平次郎は黙って立去った。 翌日になると、果し合いの模様が城下一般にひろまった。立合いは梅の馬場で行なわれ、金右衛門は抜合せる暇もなく、陣兵衛の一撃のもとに斃れたという。 ――即日、金右衛門はみだりに私闘をした儀不届きとあって食禄召上げ、遺族は親類預けときまってしまった。しかし陣兵衛の方にはなんのお咎めもなかったのである。 [#8字下げ]二[#「二」は中見出し] 五日ほどたったある日、――平次郎が下城してくると、途中で金右衛門の妹絹代に呼び止められた。待ち受けていたらしい。 「ぜひお話し申したい事がございますの」 「向うへ行きましょう」 人眼を避けるために、平次郎は屋敷町の裏へ抜けた。 二人は一年以前から許嫁の仲であった。絹代は雪のような肌をした小柄の体つきで、いつも伏眼がちにしていたが、表情の濃い眸子《ひとみ》と唇つきのあでやかな美しい乙女で、年齢は六つ違いの十九であった。 「お話を伺いましょう」 「――いつ陣兵衛を討って頂けますの?」 平次郎は静かに眼をあげて、 「拙者に討てというのですか」 「わたくしは、……いいえ! 死んだ兄もきっとそう信じていると存じます。津村さま、あの日兄がお訪ね致しましたのも、そのためではございませんでしょうか?」 「貴女には本当の事を云います」 平次郎は沈痛に云った、「金右衛門は助太刀を頼みに来たのです、拙者は直ぐにそう感じました、そして無論助太刀をしたかったのです、しかしその座には蔀伝蔵がいた、彼は拙者と貴女の仲を知っている、――絹代さん、妹の縁で助太刀をしてもらったと云われて、金右衛門の武道が立ちますか」 絹代は眼を伏せて頷いた。 「金右衛門は取乱していました。ああ云って来れば必ず拙者が助太刀に出るものと、きめていた態度も未練だし、拙者の応対を取違え、早合点に怒って帰った様子も不心得千万です。……あの夜、見舞いに伺った拙者を御母堂がお断わりになったのは何故か、貴女は知っているでしょう」 「――はい」 「金右衛門は拙者を頼むに足らぬ奴だ、友情を知らぬ奴だと云いに寄ったのでしょう、……おそらく、貴女との約束も破棄すると」 「津村さま!」 絹代はさえぎるように云った。 「どうぞ陣兵衛をお討ち下さいまし、おっしゃる通り兄はお約束をほごにすると申し、母もそのように思っている様子ですの、けれど貴方が陣兵衛をお討ち下されば、きっと……」 「拙者は討とうとは思いません」 「――まあ」 「主君の御馬前に捧げた命を、いたずらな私闘のために失うのは武道をはずれています」 「では兄は武道を踏みはずしたとおっしゃるのですか」 「金右衛門はおそらくそうせざるを得なかったのでしょう。しかし拙者は陣兵衛に何の恩怨もない、討つべき理由がありません」 絹代はかなしげな、疑うような眼でじっと平次郎を見まもっていたが、やがて無言の会釈をするとそのまま逃げるように去って行った。 津村平次郎が陣兵衛を討つだろうと思っていたのは絹代だけではなかった。家中の人々も今に彼が果し合いを挑むに違いないと云い、そうなったら勝敗はいずこにあるかと下馬評がしきりにとんだ。そしてその噂は当然、鞍馬陣兵衛の耳にも伝わらずにはいなかったので、平次郎を見る彼の眼は次第に敵意を含んできた。――しかし当の平次郎だけはそんな評判を耳にもとめず、今までどおりすこしも変わらぬ勤めぶりを続けていたのである。 こうして半月ほどたった時、城中の遠侍で二人のあいだにちょっとした諍いが起った。――入ろうとする平次郎と、出ようとしていた陣兵衛の刀の鞘が触れ合ったのである。 「――あ、失礼仕った」 平次郎が会釈するより早く、 「無礼者!」 と陣兵衛が喚いたので、すわこそ! と居合せた人々は一斉に注視した。 「この広い場所で鞘当てを致すとは不心得千万、それともなんぞ意趣があってのことか」 「失礼仕った、決して意趣などはござらぬ、思わぬ粗忽ですから平に御容赦下さい」 「――貴公、津村と云われる仁だな?」 「いかにも津村平次郎でござる」 陣兵衛は冷笑に顔を歪めながら、 「噂によると、雨田金右衛門の仇とか申して拙者を狙っているそうだが、今こそまたとない好機会ではないか、――果し合いの申込みならいつでも承知するぞ」 「思いもよらぬこと、金右衛門は己の武道を立てるために致したことで、拙者から仇の敵のと申す筋はござらぬ、左様な噂は平にお聞き流し願いたい」 「それが本心なら貴公は命冥加な男だ、長生きをするぞ」 「左様、誰しも命は惜しいものでござる」 平次郎は鄭重に会釈して別れた。 [#8字下げ]三[#「三」は中見出し] 平次郎の評判はにわかに悪くなった。 満座の中で喧嘩を売られながら、ひら謝りに謝ったうえ、「命は惜しいもの」と云ったのだから、日頃彼と親しくしていた人々も唖然とした。ことに血気の多い連中は、平次郎の顔を見るたびに、 「――命は惜しいもの」 だとか、 「鞍馬は怖いもの」 などと聞えよがしに嘲弄し始めた。 けれど平次郎はすこしも動ずる気色がなく、平然と勤めもするし、人附合にもかかさず出ている、どんなに嘲弄されても柳に風と受流して恬然たるものだった。 蔀伝蔵だけは衆評に構わず、日次《ひなみ》には必ず剣談をするために訪ねて来たが、ある日――待ちくたびれたという口調で、 「事実が訊きたい!」 と容《かたち》を改めて云った、 「貴公は本当に鞍馬を討つ気はないのか」 「――無い!」 「それでは済まぬと思うがどうか」 「お上の家臣として、私闘は出来ぬ!」 「……本心だな?」 「心にもないことを云う拙者ではない」 伝蔵はそれ以上何も云わなかった。――そして彼もまた、それ以来|頓《とみ》に姿を見せなくなった。 月が変って三月七日のことだった。 光圀は城内の的場で矢を射ていた、お側には根来甚太夫、村田弥兵衛、殿屋十右衛門、それに津村平次郎の四名が控えてお相手をしていた。――一刻あまり熱心に射ていたが、ふと思い出した風に弓をおいて、 「鞍馬と申す武芸者はまだいるか」 と訊いた。 「は、まだ滞在致しております」 陣兵衛を推挙した根来甚太夫が答えた、 ――光圀はあらぬ方へ眼をやりながら、 「面白からぬ風評が耳に入る、もう去らせるがよかろう」 「おそれながら、諸侯の懇望をしりぞけてまで、お上に御随身を望んで参りました者、抜群の腕はすでに御尊覧にも供えました通りでございます、かかる達人をお召抱えあそばすこそ、御家の御為と存じまする」 「無用だ。総じて藩主たる者はむざ[#「むざ」に傍点]と浪人を取立てるものではない、身命を賭して仕えた譜代の臣ですら、軽禄に甘んじて勤労を励んでいるのに、如何に武芸すぐれた人物たりとも、由縁《ゆかり》のない者を高禄で召抱えては、家中に人無きようで見苦しいものだ、――そればかりではない、彼は真の武士とは云い難いぞ」 「は、――」 「直ぐに当地を立退かせい」 「承知仕りました」 甚太夫は拝揖《はいゆう》して退った。――光圀は再び弓をとりなおし、しばらく射続けていたがふと[#「ふと」に傍点]、 「平次郎――」 と振返って、「その方行って甚太夫の扱いを見届けて参れ」 「は!」 平次郎はかしこまって直ぐに去った。 根来甚太夫の家は大手外にある、平次郎は玄関の脇から庭へ入り、客間の縁先へつかつかと進み寄った。――そこでは今、甚太夫が鞍馬陣兵衛と対談しているところだった。 「――御免!」 そう云う声に、はじめて気付いた二人が振返るより早く、平次郎は縁へ上って、 「上意でござる」 叫びざま抜討ちに陣兵衛の左腕を斬ってとった。 「あ! 何をする」 「津村※[#感嘆符二つ、1-8-75]」 甚太夫は仰天して叫ぶ、陣兵衛は左腕を斬放されながらも、神速に体を捻りながら右手で大剣を抜いた、しかし踏込んだ平次郎はそれより疾く、その右の肩を胸まで斬下げていた。 半刻の後。―― 平次郎は光圀の前に平伏していた。光圀は今、一足先に伺候した甚太夫から仔細を聞いたところである。 「――平次郎、その方陣兵衛を斬ったと申すが事実か」 「は、御意の通りにございます」 「余は甚太夫の扱いを見届けよと申した、斬れとは云わぬぞ」 「それは、心得ませぬ」 平次郎は面をあげて、 「私はたしかに討取って参れと伺いましたので、いささか不審とは存じましたが」 「何が不審だ、斬れと申付ける訳がないではないか」 「では私の聞き違いでございましたか」 平次郎はかすかに笑を含んで光圀を見上げた、光圀はその眼をはた[#「はた」に傍点]と睨んで、 「仕様のない奴だ、人を斬っておいて聞き違いということがあるか」 「実は四五日耳の具合が悪かったものですから、充分気をつけていたのでございますが。しかし私の考えと致しましては、あのような浪人者は仕官がならぬとなりますと、えてして他藩へ参っては悪口を申すもので、もし左様なことがあってお上の御外聞にも及びましては迷惑と存じましたゆえ――これは斬る方がよいのだなとかように独り合点を仕りました、実に何とも申し訳がござりませぬ」 「黙れ――」 光圀は叱りつけるように云った。 「取返しのつかぬ失態、本来なればきっと申付くべきところだが、耳の悪いために聞き違えたとあっては是非もない、謹慎を命ずるゆえ早く――耳の治療をするがよいぞ」 平次郎は黙って平伏した。 聞き違いではあっても、陣兵衛を斬ったのは私闘では無かった。――彼はただその機会の来るのを待っていたのである、云うまでもない、まもなく彼は絹代を妻に娶った。 底本:「滑稽小説集」実業之日本社 1975(昭和50)年1月10日 初版発行 1979(昭和54)年2月15日 11版発行 底本の親本:「講談倶楽部」 1938(昭和13)年12月号 初出:「講談倶楽部」 1938(昭和13)年12月号 入力:特定非営利活動法人はるかぜ
https://w.atwiki.jp/dkamp/pages/39.html
Trapeziumの先行版と量産版の違いについて 先行版との違いについて追記させていただきます。 1)全体の変更 先行版との変更点で大きいのはこちらになります。部品の入手方法の変更により 使用した抵抗の種類やコンデンサを変更いたしました。 2)アンプ部 アンプ回路の定数は、使用した抵抗にその数値がないため変更しましたが これはDR.KSKがしっかりと確認した物となります。 それに伴い入力カップリングコンデンサも、今回から変更しています。 回路定数の変更を行ったのはβ回路のみで、α回路は行っておりません。 加えて使用したトランジスタやFET、回路自体も変更していません。 3)ベース部 ベース部は面実装パーツを使用するために見た目では前回のものと大きな変更と なっておりますが、電源部を除きほとんど同じ内容になっております。 今回電源部はより安定性を持たせるために大きく変更いたしましたが、 こちらも聴き比べたところ、変化はなく先行版とほぼ同じ音質のものを ご提供できると思います。 以上の変更を行ったのち、テスト基板を作成して私が聴き比べたところ、 変化は感じられずほぼ前のものと同じものと感じられました。 変更点について 値段が1万円ほど上がりましたが、その代わり以下のような違いがあります。 1.サービス面での違い 2.技術面での違い サービス面での違い DR.KSKラボの作品は基本的に売りっぱなしです。 説明書もなく、保証関係も何も契約のない善意の修理といった程度のことをしているのが現状です。 また、メールにて連絡があれば、多少技術面のサポートなどをしているそうですが、 DR.KSKさんはこれから忙しくなるそうなので、それも滞ることになるそうです。 量産版では、SoundPotionがこれらをしっかりとした業務の一環として行うので、 購入者には安心していただけると思います。 SoundPotionが主に行うサービスは、製品の質問に対する回答、故障に対する修理交換、トラブルに対する回答などです。 技術面での違い DR.KSKさんが技術面の違いについてはまとめてくれたので、下に引用しておきます。 量産版と先行版の違いについて、技術面から解説を述べていきます。 1)安定性の向上。 入力にチップ部品をいくつか仕込み、外部ノイズの除去を強化しました。 電源分圧回路を改良し、発振しにくく、OPアンプの交換をしやすくしました。 位相補償コンデンサの容量を最適化しました。 2)耐久性の向上 電池ボックスのケーブル関係が耐久性が低いので、電池ボックスを基板直付けのタイプにしました。 基板から浮いていた2つの充電表示LEDを2色LEDの基板直付けタイプに変えました。 DCサーボ関係のコンデンサが干渉して基板から浮いていたので、チップフィルムコンデンサと交換しました。 3)実装の外部依頼 実装を私個人ではなく、専用の会社に依頼することにより品質を均一化しています。 不評だったインスタントレタリングも、シルクプリントに変えました。
https://w.atwiki.jp/keikenchi/pages/224.html
私の木の実畑に、仲の良い2匹のタブンネが度々やってくるようになった。 1匹は只のタブンネだが、もう1匹は私の見たことのない紫の毛並みをしていた。 本で調べたところによると、色違いのタブンネらしい。大変貴重で、高く売れるそうだ。 私はこのタブンネの毛皮を手に入れるため、毎日すこしずつタブンネたちを慣らした。 苦労の甲斐あって、2匹は私にだいぶ慣れてくれたようだ。 今日も、私は縁側に座って2匹のタブンネと戯れていた。 いつものように、紫色のタブンネが私の膝の上に顎を載せた。頭を撫でて欲しい、という仕草だ。桃色の方は私の横で、腹を撫でられて気持よさそうに伸びていた。 私はタブンネの頭を撫でてやりながら、ふと思う。 タブンネはポケモンだ。人間の言葉を理解できるこのタブンネたちを捕らえ殺してしまうことが、とても残酷なことのように思えた。 私はこのタブンネたちにチャンスを与えることにする。 「いいか?私は今からお前たちを捕まえる。捕まえて残酷に殺す。 幸せな時間はもう2度と訪れないし、美味しい木の実を食べることももう2度とできなくなる。 それが嫌なら一刻も早くこの庭から立ち去れ。そしてもう2度と私の前に現れるな」 言われたタブンネたちはきょとんとして首をかしげたが、すぐににっこり笑って、もっと撫でてよ、と言うように私の手に頭を押し付けてきた。 なんだ。人間の言葉がわかるなんて言うのは私の勘違いだったか。 所詮獣だ。家畜と変わらん。なら、殺したって問題ないだろう。 「さあ、おやつの時間だぞ!今日は特製の甘いポフィンだ。」 私は目を輝かせるタブンネたちに、即効性の睡眠薬の入ったポフィンを手渡す。 タブンネたちは疑いもせずにポフィンを口に運ぶと、ほどなくして折り重なるように眠りについた。 すやすやと寝息を立てているタブンネ2匹を、順番に地下室へと運ぶ。 まずは桃色のタブンネの手足を縛り、そのロープを天井から吊ってあるフックに縛り付けて自由に身動きを取れないようにした。さながらサンドバッグ状態だ。 紫色の方は、運び込んであった木製のテーブルの上にうつ伏せに寝かせ、手、足、首、背中などを革バンドで抑えつけ釘でテーブルに固定する。 ひと通り仕事を終えた私は、ほっと息を付いた。あとはタブンネたちの目を覚まさせてやればいい。 私はバケツに汲んだ水をそれぞれの頭にぶちまけた。 目を覚ました2匹は、すぐに自分たちの身体が固定されていることに気づき、ミィミィと不安そうな声で鳴き出した。 私の方を見て、助けてくれと言わんばかりに必死に訴えかけている。 私は工具箱を持って桃色のタブンネに近づいた。桃色はほっと安堵したような表情を見せる。 工具箱から包丁を取り出す。通常のタブンネは毛皮を売っても二束三文にしかならないらしい。数が多すぎるのだ。 貴重な色違いタブンネは丁重に扱うとして、まずはこの珍しくもなんとも無いただのタブンネをいたぶって遊ぼうと考えた。 桃色は、包丁を持って近づいてくる私を見て不思議そうな顔をしていた。 「ミィ?」と問いかけてきたので、にっこりして「ああ、今からこの道具を使ってロープを切るんだよ」と言うと、嬉しそうに尻尾を振った。 腹に包丁を当てる。桃色のタブンネは少し不安そうな表情になったが、まだ疑いのない目で私の挙動を見守っている。 私は振りかぶって桃色タブンネのやわらかい腹を素早く斬りつけた。 突然の痛みに桃色はヒギィ!?と悲鳴を上げて急に暴れだした。紫も後ろでミィミィと何か必死に叫んでいる。 私は笑いながら何度も浅く斬りつけた。傷が増えるたびに、桃色の悲鳴に近い鳴き声が響く。 桃色の声に呼応して、紫もギャアギャアと耳障りな声で喚きだした。友達を傷つけるのはやめてくれと言いたいらしい。 私は気を変えた。そんなに自分の番が待ち遠しかったのか。 私は桃色を斬りつけるのをやめて、紫の方に向き直った。 紫はうつ伏せのまま、涙を流して必死に叫び続けていた。なんともイライラするので早くどうにかしたい。 とは言ったものの、貴重な毛並みを汚すわけにもいかない。暫く思案した結果、歯を抜いてやることにした。それなら毛皮に影響はないだろう。 私は、革バンドを取り出し、紫の口に噛ませる。紫は当然拒否したが、包丁を持って桃色に近づくふりをするとすぐに従った。 噛ませたバンドを釘でテーブルに固定する。これで紫の頭は動かなくなった。 バンドをもう一本、今度は上顎に引っ掛けて上に引っ張る。涙目で口を開けたままのタブンネはなんとも間抜けな顔だ。 「ィエエエエ?ェゥ、ウィッ、ウィィ!」飲み込めない唾液が口の脇からだらだらとこぼれている。 私は工具箱からラジオペンチを取り出し、前歯を一本引きぬいた。 「ウィエエエェェエエェエェ!エウィッ!ェアアアアアアアアア!!!!!!」絶叫を上げる紫。ゴリゴリという感触がペンチを通して伝わってくる。 更にもう一本。紫の悲鳴と、後ろの桃色の叫び声が地下室に響いた。 「うーん・・・1本ずつだと地味だな・・・まとめて折るか・・・」 私は金槌を取り出す。紫は半分白目を剥いてハヘハヘと喘いでいる。後ろではまだ桃色が暴れながら喚いていた。 私は狙いを定めて、紫の前歯目がけて金槌を横殴りに全力で振り下ろした。 バリバリゴキッという嫌な音と、タブンネの悲鳴が地下室に響き渡る。飛び散った歯の欠片が顔に当たった。 紫の下顎の前歯は壊滅状態だ。衝撃で抜けたものもあるが、ほとんどは根を残して吹っ飛んでいた。 「ふーん・・・力を込めればいいってわけでもないのか」 私は納得し、今度は上顎の前歯を慎重に、力を加減してゴンゴンと叩いた。叩くたびに歯が内側に倒れていき、ポロポロと落下していく。実に楽しい。 紫はというとさっきから絶叫しっぱなしだ。タブンネというのはこの程度の痛みにも耐えられない種族なのか・・・ ひと通り前歯を折ると、ヒーヒー泣いている紫の口を閉じさせてやる。 今度はどうしてやろうか・・・切り裂いてやりたいところだが、毛皮のことを考えると、それはできない。そうだ、手足を潰そう。 私はまずナイフを使い、紫の足に付いている可愛らしい肉球を抉り取った。 「ミビャアアアアァァア!!・・・ハッフ!ゲホォッ・・・ハギャアアアア!!!!」 先程から叫び通しで疲れたのか、声がだんだんかすれてきている。 私は構わず、紫のつま先を金槌をでガンガン叩いた。だんだん足が醜く変形していく。グチャグチャだ。 手先も同じように容赦なく何度も叩く。白い骨が剥き出しになり、可愛かったおててはただのミンチと化した。 さっきからどうも静かだなと思ったら、どうやら紫は気絶してしまったらしい。 丁度いい。うるさいのも静かになったことだし、今度は桃色の方を構ってやろう。 私は包丁を手にし、桃色の方を見る。桃色は呼吸を荒くしながら私をキッと睨み据えた。 気の強いポケモンだと感心するが、強気なのは態度だけで体の方は失血でフラフラといったところか。 私はそんな桃色をあざ笑い、包丁で両耳を切り取った。 桃色は目を見開いて叫んだが、その口からはもうかすれた吐息しか出てこないようだ。 海坊主のようになった桃色が面白かったので、切り取った耳をその口に突っ込んで、その姿を本人にも見せてやろうと鏡を持ってきてやった。 しかし桃色はまったく鏡を見ようとせず、頭をブンブン振りながら暴れている。口に含んでいた耳がぺしゃりと床に落ちた。こいつはもう駄目だな。 私は桃色のみぞおちあたりに包丁を深く突き刺した。先程まで声にならない悲鳴を上げていた桃色が、今度こそ絶叫を上げる。 そのまま放置しても面白いと思ったが、そのまま死なれてもつまらないので、そのまま一気に体重をかけて腹を切り裂いた。 「イビャアアアアアアアゥッウエエエエアアアアアア!!!!!」 口から血を撒き散らし、この世の元は思えない声で絶叫しながら、桃色は腹の中身を床にぶちまけた。 「ホゴゴゴロゴロ゙ッゴゴオゴオボボボボ・・・・ギュボ・・・」 悲鳴はだんだんと水音混じりになり、弱々しい物へと変わっていく。私は桃色をぶら下げている縄を切った。 ベチョベチョと嫌な音を立てて、時折ビクビクと痙攣する肉塊が自らの内臓の上に座るような格好でずり落ちてくる。 私は満足して、気絶している紫の拘束を解き、足首を縛り直して桃色の隣に逆さ吊りにぶら下げた。 「おい起きろ」 私はかがんで逆さ吊りの紫の頬を叩いた。目を開けた紫は私をみてビクリと震えたが、隣の惨状が視界に入ったようだ。 はっとして自分のすぐ側にある肉塊を見つめた。 赤黒い塊の上に乗っかっている、殆ど真っ赤に染まった毛皮の正体はきっとすぐに解ったことだろう。 紫は何も言わなかった。ただ虚ろな目で、先程まで友達だった肉塊を凝視し続けている。 その表情からは何の感情も読み取れなかった。 私は紫の反応が予想したものと違ったので少々複雑な気分だ。 肩透かしを食らった気分だが、これ以上傷つけても毛皮の商品価値が下がるだけだと思い、私は仕方なくチェーンソーの電源を入れた。 紫は全てを諦めたように、目をつぶってだらりと全身の力を抜く。 金切り音がだんだん大きくなり、すぐ耳元で止まったように感じた。 それきり、紫の思考は停止した。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/bogard/pages/32.html
私は絵を描くのが好きだ。と、思っていた。 私は、上手く絵を描けるけど、絵が下手だ。 どういうことかというと、ものを見て、その形を捉えて紙の上に写し取ることはできる。 具体的なパーツを組み合わせて、描きたいものを描くことはできる。 その意味では、上手いといえると思う。 しかし、それは見ているものを写し取るか、または具体的なパーツという記号を使って表現したいことの片鱗を描いているだけだ。 それは、今では写真を撮ったり、また写真を取り込んでフォトショップなどで加工することで同じことができる。 「絵が上手い」というのは、そういうことではないのだ。と、最近になって気がついた。 例えば、音楽。 音楽は具体的な音(効果音など)ではなく、音の流れによって構成されている。それを聴く人は、そのメロディやリズムから直接心に受け取る。 絵画も、そうあるのが本当なのではないか、と思うのだ。 音楽も、初期の初期、文献にも残らない時代には実際の音を真似て表現することを起源としているのは、考古学的にも認められているみたいだ。 その意味では、絵画的な表現というのは遅れているのかもしれない。 もちろん、偉大な先人によって絵画においても音楽と同じように、さまざまな表現を生み出されてきている。 印象派の絵画や、抽象画、前衛芸術やデザインなどもそれに入ると思う。それぞれ、素晴らしい作品がたくさん、すでにある。 ただ、それを受信する側の感性が、遅れているというか、誤解が広まっていると思うのだ。 「ピカソの絵画がわかる」なんて本が書店に並んでいるのがそのいい例だと思う。「わかる」必要があるのは美術館の職員と鑑定家あたりだけでいいと思っている。 見て、心に感じるままに「いい」と思えるかそうでないか。絵画を見る際に必要なのはまさにそれだけではないのか。 そして、より純粋に心に訴えかける為には、むしろ写実的な表現は必要でないのではないか。最近そう思う。 写実的な要素があると、それが現実のものと如何に近いかを見てしまい勝ちな気がする。それが絵を判断する基準になってしまったりする。 しかし、私が今まで本当に、心の底から絵画を「絵画そのものとして」感動したといえる作品は抽象画であったり、前衛芸術であったり。 そのほかにも感動した絵画はたくさんあるのだけれども、それらは「絵画そのものとして」ではなく、それが表現している世界観や物語に対しての感動だったと思える。 だから、私は絵を描くのが好きなのではなかったのだ。 そうではなくて、自分の中にある世界観やある物語を、描き出すのが、好きだったのだ。 そのことに気がついて、絵の世界に持っていた未練から、少し開放されたような気がする。私が絵画で表現したかった(と思っていた)ことは、今では他の手段でも表現できる。
https://w.atwiki.jp/aniken/pages/522.html
仕上時に、間違えて違う色を塗ってしまっていること。 例:「C6のAセルのここ、色違いなのでリテイクよろしく。」
https://w.atwiki.jp/kairakunoza/pages/1678.html
nanakon おい、泉 konakona あ、もうそろそろ落ちる時間ですね nanakon 落ちる前に言っとくけどな konakona 宿題ですよね?ちゃんとやりましたよ もちろん、宿題はやっていない。 nanakon 最近はちゃんと提出してるからそっちはもう心配いらんけどな nanakon 授業中の居眠りだけや konakona 今日は徹夜するつもりはありませんよ~ nanakon ほんまかぁ?信用ならへんけどな konakona そ、それじゃもし私が寝たならばその時は叩いてもおkですよ nanakon じゃ、そん時は遠慮せずに行くな konakona 寝ることはないと思うので覚えておかなくてもおkですけどね nanakon んじゃ泉、また明日な konakona ばいに~ノシ Game Master 【nanakon】がログアウトしました。 今日はほどほどにするか……。 ――― 「おねーちゃん、朝だよ~。えっと、早く起きなきゃ……」 ん~……今日はゆーちゃんが直々に起こしに来るほどなにかあったっけ? 「お弁当作る時間がなくなっちゃうよぉ?」 あっ、そうだ。今日は私の番だった。 というのも、ゆーちゃんが来てから交代でお弁当を作るようになったからだ。 料理のバランスはかがみとつかさのよりとれてるだろう。 悪いけどゆーちゃんのお弁当は最初、かがみぐらいだったのがこのごろとても上手くなって、私の腕に近づいてきている。 しかし、いつもかがみたちのお弁当の中身を見ているけど、かがみの料理の腕は昔も今も余り変わっていなかった。 ま、それより……、 「きゃっ!!」 がばっと突然起き上がったから驚いたみたい。 えっと、まぁ誰でもこんな状況下で急に起きられたら驚くだろうね。 「ごめんごめん。忘れてたよ。ありがと、ゆーちゃん」 「ふぅ……びっくりしたぁ。それとおはよ、お姉ちゃん」 私もおはよう、と朝の挨拶を返す。 ゆーちゃんと二人でリビングへ行くとお父さんが既に起きていて、朝食の準備をしてくれていた。 普段あれなお父さんだけど、こんな時お父さん結構役に立つよねぇ。 「おう、二人共おはよう。もう朝食が出来てるぞ」 朝食と言ってもジャムトーストと牛乳ぐらいだけ。 にしても最近のゆーちゃんは牛乳をよく飲むようになった。 なぜかと聞いてみたらやっぱみなみちゃんみたいになりたいかららしい。 身長が高いことよりも今の方が十分可愛いよ。と言っても全然聞いてくれなかった。もったいない。 低身長は希少価値なのに。 でも私達と付き合う人はロリ○ンに見られてしまうもろはのつるぎ。素人にはオススメ出来ない。 その前に兄妹に見られそうだけどね。年がそんなに離れてなければ。いや、それでもダメだね。 「ごちそうさま~」と言った後は昼の弁当を作る時間。 「あっ、そうだ。ゆーちゃん、今日は好きな物入れてあげよっか?」 「えっ、いいの?ありがと、お姉ちゃん」 「いやいや、可愛いゆーちゃんのためだからね」 極上のゆーちゃんスマイルを眺めながら作る準備に取り掛かる。 「お姉ちゃんみたいになりたいなぁ……」 これは……ゆい姉さんのことじゃなくて私のことかな? じゃ、私みたいって……この性格でこの中身に? ……そうかそうか、姉である私が直々に―― 「優しくて料理が上手くなりたいな…」 あ、そっちの意味ね…… 「ゆーちゃんはいまのままでも十分優しいし、料理も上手いよ」 少なくともかがみんよりも上手い。 「えっ、そうかな?」 「私が言うんだから自信持っていいよ」 「それでも……」 「それよりさ、お昼のお楽しみ出来たよ」 「さすが、お姉ちゃん。はやいね」 「私なんてまだまだ。とりあえず早めに学校行く準備した方がいいんじゃない?」 「うん、そうだね」 私とゆーちゃんはそれぞれの部屋に戻り準備を整える。 部屋でくつろいでるとゆーちゃんの「いってきま~す」という声が壁越しに元気よく伝わってきた。 お父さんの声もそれに続いてきた。 「あっ、お姉ちゃん、お弁当玄関の靴箱の上に置いておくね」 ゆーちゃんは私の部屋のドアを開けたかと思うとそれだけを伝えて閉めた。 うん、分かった。と言う暇もなかったし、気をつけてねも言えなかった。 早すぎっていうレベルじゃねーぞ。もうちょっとゆっくりして行けばいいのに。 この行動もみなみちゃんを見習ってるのかな……? とりあえず今日もギリギリの時間まで待とうか。 そして学校行って、宿題見せてもらって、提出して、普通に授業を受ける。寝ないように。 計画と言えるものじゃないけど計画は完璧。何も穴はない。あった場合は……。 なんとかなるよ。うん、なんとかなるね。と言い聞かす。 「こなたー!そろそろ行った方がいいと思うぞー!」 「はーい!分かってるよー!」 実はと言うと分かっていなかった。いやぁ、時は経つのは早いもんですねぇ。 ま、しょうがない。これも運命だ。 「いってきまーす!」 「おう!いってらっしゃい!」 ゆーちゃんが置いてくれた玄関の弁当箱をカバンに入れ、靴を履いて外に出た。 のんびり出来るのはいんだけどなんか一人で登校してるのはつまんないんだよなぁ……。 でもま、自分で決めたことだし文句はないんだけどね。 それに色々考え事してたらもう学校が目の前だなんてにちじょうちゃはんじだし。 しかし、今一番気になってるのはかがみのことなんだよなぁ……今日には来るかな? 突っ込み役がいないと無限ループがそのうち起こりそうで怖い。 私がしてもいいんだけどつまんないし。かがみが一番の適役だよ。 超スピードとか催眠術とかそんなレベルじゃないけど学校に着いていた。 まだ鐘の音も全く聴こえなかったし余裕を持って教室にゴール!旗も花火もないけど。 教室に入って最初に目に入ったのはつかさとみゆきさんの二人がつかさの席の周りで話していた所だった。 どんな天然会話、フォローとボケのエンドレスをしてるのかなぁと気になったけれど カバンを自分の席に置いたらチャイムが鳴ってしまった。 こういうときどんな事話していたのか気になったら止まらないよね。 この事をかがみに聞いたらどう返してくるんだろう。あるある?ねーよ?それともどうでもいい? 直接かがみに聞いて見なきゃわかんないけどね。 やがてHRも始まり、その内容も耳に入らぬうちに終わってなぜか先生がこちらに向かって来ていた。 「泉」 「なんですか?」 「昨日も言ったけどな、居眠りしたらあかんで」 「大丈夫、昨日はそのためにすぐに寝ましたよ」 「ま、いい。寝たとしてもきっついおしおきが待っとるんやからな」 そう言い残し、先生は職員室に向かって廊下に出て行った。 そして、先生と入れ替わりにつかさとみゆきさんがやってきた。 「こなちゃんおはよー」 「泉さん、おはようございます」 「二人共久しぶり」 「えっと……久しぶりですか?」 「久しぶりだっけ…?」 「うん、久しぶりだよ。数週間も来てなかったからね」 「え……でも先週もいたよね?」 「えっと、なんていうか……先週まで来てたのは実は私の姉だったんだよ。で、今ここにいるのは妹の方。」 「へぇ~、こなちゃんって双子だったんだぁ……このほくろとか目つきとか、この髪のあれまで一緒なんだね」 アホ毛のことかぁーっ! 「そうですね……というよりそのまんまですね」 なんでこの二人はここまで信じるんだァーッ!? この前、冗談を―(中略)―難しいって言ったのに。 「あ……あの、二人とも、嘘だからね?」 誰かほんとに突っ込み役呼んでーっ!! 「うぃ~っす」 「セバスチャンには興味ありません」 「ぉぅぁっ!?」 いや、ほんとにセバスチャンには興味ないから。 「なんだ……そうなんだ……」 なんでそんなに落ち込む必要があるんだろう……親近感が沸いたからかな? 「でも泉さんらしいですね。このような冗談は」 あれっ、みゆきさん――もしかして分かってましたか? 「ま、いいや。改めて二人共おはよう」 「うん、おはよう」 「おはようございます」 「えっとさ、さっき黒井先生と何話してたの?」 「んとね、『今日授業中に居眠りしおったらボッコボコにしてしばいたる』って言われたよ」 「えっ!?こなちゃん大丈夫?」 「いや、まだやられてないから………というかもう決定事項に聞こえるんだけど……」 「でも、寝ないように気をつけてくださいね。泉さん」 「うん、大丈夫だよ。それより、かがみんは今日も来ないね」 かがみの名前を口に出した時、つかさの表情が一瞬曇った。 「……うん、お姉ちゃんまだこっちに来れないみたい。ごめんね」 「いや、つかさが謝ることじゃないよ。それより――」 と、言葉の途中でチャイムに遮られた。 ……チャイム、空気嫁。 「授業が始まってしまいますね。では、これで」 「うん、じゃあまた後でね」 「じゃね~」 はぁ……宿題が……。 でも、冗談かまして時間喰ってた自分が悪いんだけどね。 まだ午前中だし、全然余裕があるけどね。次の休み時間にでも。 それに、かがみが何をしてるかも少し気になるし、確かめるついでに答えを見せてもらおうかな。 ――― ふぅ……。久しぶりに、そしてまともに授業受けたからなんだか疲れたなぁ…。 でも、今日は寝ないって先生と約束したから、意地でも目を開けとかなきゃ。 とりあえず、早めに宿題見せて貰いに行こっと。 「あっ、ちょっと待って!」 …あれ?誰か呼んでた?まぁいいや。 「やっほ~、かがみ~ん!」 そう呼んだらつかさと似ても似つかない双子の姉、かがみが振り向いた。 コメントフォーム 名前 コメント 途中から別の話がダブって入ってませんかコレ -- 名無しさん (2008-08-05 18 23 54)
https://w.atwiki.jp/clubshiny_technote/pages/40.html
window.dataLayer = window.dataLayer || []; function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag( js , new Date()); gtag( config , UA-107423102-1 ); 第八世代ソードシールドの色違い仕様 「ポケットモンスターソード」「ポケットモンスターシールド」 (通称:ポケモン剣盾)では、従来の作品と様々な点で色違いの仕様に違いがある。 第八世代ソードシールドの色違い仕様光り方が2種類ある 戦った数により色出現確率を上昇 シンボルの目の前でセーブすると個体が固定される冠の雪原での追加仕様 固定孵化、ROMリセットが廃止 色違いブロックルーチンの対象ポケモン 光り方が2種類ある 色違いの登場した際の光り方が「星型」「スクエア型」の2種類になった。 画像左:星型 画像右:スクエア型 出現する比率は15 1(星型 スクエア型)となっている。 色判定の際、判定式の結果が0(=トレーナIDと性格値のXOR結果が完全一致)したときのみ(確率1/16)スクエア型になる。 しかし、野生で出現するポケモンについてはその限りではなく、スクエア型が出やすくなっている。(確率65521/65536) 野生ポケモンで星型の場合、15/65536と相当な低確率になる。 戦った数により色出現確率を上昇 ポケモン図鑑を開いた際に記載されている「戦った数」。 戦った数を500以上にすることで色違い判定回数を6回追加で増やし、色違いの出現確率を国際孵化並の1/455(※光るお守り有)まで上昇させることが可能。 ただし、毎回確率6倍になるわけではなく、500回討伐後に3%の割合で出現するオーラポケモンのみに作用する。 そのため、ボーナスが作用するのはオーラポケモンを出せる草むら、洞窟、水上の自然遭遇粘り(シンボル)と釣りのみ。 以下はオーラポケモンを出せないため、このボーナスは発動しない。 ランダムエンカウント 日替わりの固定シンボルでの厳選 化石復元 孵化 キャンプでのカレー色厳選 木から落ちるポケモン ヨロイ島での交換 3闘、ミカルゲ等の特殊シンボル厳選 レジ系の固定リセット レイド(マックスレイド/ダイマックスアドベンチャー) 参考: 500体討伐後の色違い出現確率は「1/3562」となる。 現状デフォルトの確率と大差ないため、あまり効率的とは言えない。 上記は、光るお守りを所持していない場合の確率であり、所持している場合は「1/1300」となる。 シンボルの目の前でセーブすると個体が固定される 今作から、シンボルエンカウント方式が追加された。 このシンボルポケモンだが、見えている状態(視界に入った状態)でレポートを書き、遭遇すると何度遭遇しても個体に変化がなく、固定される仕様となっている。 (色違いだった場合、色であることが固定されることになる) 個体を変更するには、一度そのポケモンを視界から外し、再度ポップアップさせる必要がある。 シンボルの中には、1日1回しか出ないものや、1セーブデータで1度しか出ないものがいるため注意。 それらのポケモンの色粘りをする場合は、ソフトリセットが必要になるため粘り方としては固定リセットになる。 視界に入るギリギリまで近づきセーブし、近寄って色確認⇒色出ないならリセットを繰り返す。以下参考動画。 参考:ゲーム内で1度しか出現しない確定固定シンボル ・ガラル御三家 ※国際孵化なら可・ココガラ/ホシガリス(初回の強制エンカ)・タイプ:ヌル・アオガラス(3番道路)・エレズン(5番道路預かり屋)・ヒトカゲ(ダンデからのプレゼント)・ザシアン・ザマゼンタ・ムゲンダイナ・ガラルヤドン(駅に登場)・ダクマ・ウーラオス・ゼニガメ/フシギダネ・ポリゴン・ケルディオ・コスモッグ・ベベノム・ブリザポス/レイスポス・ガラルフリーザー・ガラルサンダー・ガラルファイヤー・バドレックス・その他NPCの交換で入手可能なポケモン「とても強そうな○○が現れた!」
https://w.atwiki.jp/keikenchi2/pages/199.html
私の木の実畑に、仲の良い2匹のタブンネが度々やってくるようになった。 1匹は只のタブンネだが、もう1匹は私の見たことのない紫の毛並みをしていた。 本で調べたところによると、色違いのタブンネらしい。大変貴重で、高く売れるそうだ。 私はこのタブンネの毛皮を手に入れるため、毎日すこしずつタブンネたちを慣らした。 苦労の甲斐あって、2匹は私にだいぶ慣れてくれたようだ。 今日も、私は縁側に座って2匹のタブンネと戯れていた。 いつものように、紫色のタブンネが私の膝の上に顎を載せた。頭を撫でて欲しい、という仕草だ。桃色の方は私の横で、腹を撫でられて気持よさそうに伸びていた。 私はタブンネの頭を撫でてやりながら、ふと思う。 タブンネはポケモンだ。人間の言葉を理解できるこのタブンネたちを捕らえ殺してしまうことが、とても残酷なことのように思えた。 私はこのタブンネたちにチャンスを与えることにする。 「いいか?私は今からお前たちを捕まえる。捕まえて残酷に殺す。 幸せな時間はもう2度と訪れないし、美味しい木の実を食べることももう2度とできなくなる。 それが嫌なら一刻も早くこの庭から立ち去れ。そしてもう2度と私の前に現れるな」 言われたタブンネたちはきょとんとして首をかしげたが、すぐににっこり笑って、もっと撫でてよ、と言うように私の手に頭を押し付けてきた。 なんだ。人間の言葉がわかるなんて言うのは私の勘違いだったか。 所詮獣だ。家畜と変わらん。なら、殺したって問題ないだろう。 「さあ、おやつの時間だぞ!今日は特製の甘いポフィンだ。」 私は目を輝かせるタブンネたちに、即効性の睡眠薬の入ったポフィンを手渡す。 タブンネたちは疑いもせずにポフィンを口に運ぶと、ほどなくして折り重なるように眠りについた。 すやすやと寝息を立てているタブンネ2匹を、順番に地下室へと運ぶ。 まずは桃色のタブンネの手足を縛り、そのロープを天井から吊ってあるフックに縛り付けて自由に身動きを取れないようにした。さながらサンドバッグ状態だ。 紫色の方は、運び込んであった木製のテーブルの上にうつ伏せに寝かせ、手、足、首、背中などを革バンドで抑えつけ釘でテーブルに固定する。 ひと通り仕事を終えた私は、ほっと息を付いた。あとはタブンネたちの目を覚まさせてやればいい。 私はバケツに汲んだ水をそれぞれの頭にぶちまけた。 目を覚ました2匹は、すぐに自分たちの身体が固定されていることに気づき、ミィミィと不安そうな声で鳴き出した。 私の方を見て、助けてくれと言わんばかりに必死に訴えかけている。 私は工具箱を持って桃色のタブンネに近づいた。桃色はほっと安堵したような表情を見せる。 工具箱から包丁を取り出す。通常のタブンネは毛皮を売っても二束三文にしかならないらしい。数が多すぎるのだ。 貴重な色違いタブンネは丁重に扱うとして、まずはこの珍しくもなんとも無いただのタブンネをいたぶって遊ぼうと考えた。 桃色は、包丁を持って近づいてくる私を見て不思議そうな顔をしていた。 「ミィ?」と問いかけてきたので、にっこりして「ああ、今からこの道具を使ってロープを切るんだよ」と言うと、嬉しそうに尻尾を振った。 腹に包丁を当てる。桃色のタブンネは少し不安そうな表情になったが、まだ疑いのない目で私の挙動を見守っている。 私は振りかぶって桃色タブンネのやわらかい腹を素早く斬りつけた。 突然の痛みに桃色はヒギィ!?と悲鳴を上げて急に暴れだした。紫も後ろでミィミィと何か必死に叫んでいる。 私は笑いながら何度も浅く斬りつけた。傷が増えるたびに、桃色の悲鳴に近い鳴き声が響く。 桃色の声に呼応して、紫もギャアギャアと耳障りな声で喚きだした。友達を傷つけるのはやめてくれと言いたいらしい。 私は気を変えた。そんなに自分の番が待ち遠しかったのか。 私は桃色を斬りつけるのをやめて、紫の方に向き直った。 紫はうつ伏せのまま、涙を流して必死に叫び続けていた。なんともイライラするので早くどうにかしたい。 とは言ったものの、貴重な毛並みを汚すわけにもいかない。暫く思案した結果、歯を抜いてやることにした。それなら毛皮に影響はないだろう。 私は、革バンドを取り出し、紫の口に噛ませる。紫は当然拒否したが、包丁を持って桃色に近づくふりをするとすぐに従った。 噛ませたバンドを釘でテーブルに固定する。これで紫の頭は動かなくなった。 バンドをもう一本、今度は上顎に引っ掛けて上に引っ張る。涙目で口を開けたままのタブンネはなんとも間抜けな顔だ。 「ィエエエエ?ェゥ、ウィッ、ウィィ!」飲み込めない唾液が口の脇からだらだらとこぼれている。 私は工具箱からラジオペンチを取り出し、前歯を一本引きぬいた。 「ウィエエエェェエエェエェ!エウィッ!ェアアアアアアアアア!!!!!!」絶叫を上げる紫。ゴリゴリという感触がペンチを通して伝わってくる。 更にもう一本。紫の悲鳴と、後ろの桃色の叫び声が地下室に響いた。 「うーん・・・1本ずつだと地味だな・・・まとめて折るか・・・」 私は金槌を取り出す。紫は半分白目を剥いてハヘハヘと喘いでいる。後ろではまだ桃色が暴れながら喚いていた。 私は狙いを定めて、紫の前歯目がけて金槌を横殴りに全力で振り下ろした。 バリバリゴキッという嫌な音と、タブンネの悲鳴が地下室に響き渡る。飛び散った歯の欠片が顔に当たった。 紫の下顎の前歯は壊滅状態だ。衝撃で抜けたものもあるが、ほとんどは根を残して吹っ飛んでいた。 「ふーん・・・力を込めればいいってわけでもないのか」 私は納得し、今度は上顎の前歯を慎重に、力を加減してゴンゴンと叩いた。叩くたびに歯が内側に倒れていき、ポロポロと落下していく。実に楽しい。 紫はというとさっきから絶叫しっぱなしだ。タブンネというのはこの程度の痛みにも耐えられない種族なのか・・・ ひと通り前歯を折ると、ヒーヒー泣いている紫の口を閉じさせてやる。 今度はどうしてやろうか・・・切り裂いてやりたいところだが、毛皮のことを考えると、それはできない。そうだ、手足を潰そう。 私はまずナイフを使い、紫の足に付いている可愛らしい肉球を抉り取った。 「ミビャアアアアァァア!!・・・ハッフ!ゲホォッ・・・ハギャアアアア!!!!」 先程から叫び通しで疲れたのか、声がだんだんかすれてきている。 私は構わず、紫のつま先を金槌をでガンガン叩いた。だんだん足が醜く変形していく。グチャグチャだ。 手先も同じように容赦なく何度も叩く。白い骨が剥き出しになり、可愛かったおててはただのミンチと化した。 さっきからどうも静かだなと思ったら、どうやら紫は気絶してしまったらしい。 丁度いい。うるさいのも静かになったことだし、今度は桃色の方を構ってやろう。 私は包丁を手にし、桃色の方を見る。桃色は呼吸を荒くしながら私をキッと睨み据えた。 気の強いポケモンだと感心するが、強気なのは態度だけで体の方は失血でフラフラといったところか。 私はそんな桃色をあざ笑い、包丁で両耳を切り取った。 桃色は目を見開いて叫んだが、その口からはもうかすれた吐息しか出てこないようだ。 海坊主のようになった桃色が面白かったので、切り取った耳をその口に突っ込んで、その姿を本人にも見せてやろうと鏡を持ってきてやった。 しかし桃色はまったく鏡を見ようとせず、頭をブンブン振りながら暴れている。口に含んでいた耳がぺしゃりと床に落ちた。こいつはもう駄目だな。 私は桃色のみぞおちあたりに包丁を深く突き刺した。先程まで声にならない悲鳴を上げていた桃色が、今度こそ絶叫を上げる。 そのまま放置しても面白いと思ったが、そのまま死なれてもつまらないので、そのまま一気に体重をかけて腹を切り裂いた。 「イビャアアアアアアアゥッウエエエエアアアアアア!!!!!」 口から血を撒き散らし、この世の元は思えない声で絶叫しながら、桃色は腹の中身を床にぶちまけた。 「ホゴゴゴロゴロ゙ッゴゴオゴオボボボボ・・・・ギュボ・・・」 悲鳴はだんだんと水音混じりになり、弱々しい物へと変わっていく。私は桃色をぶら下げている縄を切った。 ベチョベチョと嫌な音を立てて、時折ビクビクと痙攣する肉塊が自らの内臓の上に座るような格好でずり落ちてくる。 私は満足して、気絶している紫の拘束を解き、足首を縛り直して桃色の隣に逆さ吊りにぶら下げた。 「おい起きろ」 私はかがんで逆さ吊りの紫の頬を叩いた。目を開けた紫は私をみてビクリと震えたが、隣の惨状が視界に入ったようだ。 はっとして自分のすぐ側にある肉塊を見つめた。 赤黒い塊の上に乗っかっている、殆ど真っ赤に染まった毛皮の正体はきっとすぐに解ったことだろう。 紫は何も言わなかった。ただ虚ろな目で、先程まで友達だった肉塊を凝視し続けている。 その表情からは何の感情も読み取れなかった。 私は紫の反応が予想したものと違ったので少々複雑な気分だ。 肩透かしを食らった気分だが、これ以上傷つけても毛皮の商品価値が下がるだけだと思い、私は仕方なくチェーンソーの電源を入れた。 紫は全てを諦めたように、目をつぶってだらりと全身の力を抜く。 金切り音がだんだん大きくなり、すぐ耳元で止まったように感じた。 それきり、紫の思考は停止した。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/40217.html
登録日:2018/08/21 Tue 14 05 09 更新日:2024/08/16 Fri 19 28 59 所要時間:約 17 分で読めます ▽タグ一覧 2Pカラー カラーバリエーション カラーパレット ゲーム用語 コンパチ ルイージ 格ゲー 色違い 色違いキャラ 色違いキャラとは、通常とは色の異なるキャラクターのこと。 ここでは主にゲームにおける色違いキャラを説明していく。 『ポケットモンスター』シリーズにおける色違いは色々と専門的なので、色違い(ポケモン)を参照。 ゲーム以外でも、玩具においても製品のコストの問題から色違い商品というものが多数存在する。 そちらに関しての詳細はリデコ・リペイント製品を参照。 また、特撮作品においてもスーツの色を変えて別のキャラやフォームチェンジを作る場合がある。 そちらに関してはスーツの改造・流用(仮面ライダーシリーズ)、着ぐるみの改造・流用(ウルトラシリーズ)を参照。 ▽目次 概要 主な色違いキャラの使い方アクションゲーム、RPG 格闘ゲーム 戦略シミュレーション 有名な色違いキャラマリオとルイージ 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ サムライスピリッツシリーズ モンスターハンターシリーズ ファイアーエムブレムシリーズ 草(スーパーマリオブラザーズ) 遊戯王OCGデュエルモンスターズ バトルスピリッツ Magic the Gathering 人造昆虫カブトボーグVxV 色違い以外の近似キャラ 概要 『ドラゴンクエスト』シリーズのスライムでいうスライムベス、メタルスライムなどが該当する。 ゲームを作る側からすると、この手の色違いキャラというのは手間、容量節約のためには大変有効である。 元デザイン1つあれば別キャラとして流用できるからだ。 特に容量がカツカツな初期のゲームではこの色違いを上手く使わないことにはどうしようもなかった。 近年は容量の問題は解決しているものの、今度は3Dモデルを用意するのに非常に手間がかかるため、その色を変えることで別キャラにできる色違いがやはり多用されている。 また色違いではないが、3Dモデルだと元とは別にモーションを設定できるため、モーションが同じだが3Dモデルが違う色違いならぬ「コンパチ」「モデル替え」も常用化されている。詳しくは下記参照。 ちなみに3Dモデルの場合、同じキャラの別衣装も厳密には「色」ではなく「モデル」を替えている。 色が違うだけのそっくりな存在がいる事に対し、凝った理由付けがされている事もある。 「パラレルワールドからきた同一人物」「偽者・ドッペルゲンガー」「実は親族」「単なるそっくりさん」「化け狐・化け狸」「試作機と量産型・型番違い」等々…。 主な色違いキャラの使い方 アクションゲーム、RPG 色と名前を変えることで同じ敵でもより格上に見せる、というテクニックが常套手段となっている。 例えば、ドラクエのモーモンならピンク色にすることでピンクモーモン、黄色にすることでマポレーナとランクアップしていく。 これにはもう一つ副次効果があり、「同じデザインなら戦い方や弱点も似たものになる」ということをプレイヤーに覚えさせる効果があるのだ。 さらに「赤なら火属性、青なら水属性」といったイメージを持たせる意味もある。 また、単に色を変えただけではなく、体の部位や装備武器・防具のデザインも変えたりしてさらに印象を変えることもある。 中には、色が違うだけで弱めの雑魚が(リンク先に載っているようなもの程ではないにしろ)強い雑魚や中ボスに、そこそこの強さの雑魚が裏ボスになることもある。 例:ゴブリン→リルマーダ(FFシリーズ) や マスタードビー(ロマサガ3) ブローウェル→ブローウェルカスタム(スパロボシリーズ) どう鍛えたらそんなに強くなるんだ?データ調整しただけなんだがと言いたくなるが、プレイヤーキャラもレベル1のときは弱かったし、成長(メカなら改造やアップデート)すれば大抵強くなるのだから、ごく自然な流れである。多分... 格闘ゲーム 初期の格ゲーでは「同じ画面に同一人物が二人いるのは不自然」というごく当たり前の理由から、同キャラ戦は搭載されていなかった(リュウとケンがほぼ同じ性能なのは、初代ストリートファイターにおいて1Pキャラと2Pキャラであったため。要するにマリオとルイージの関係)。 一部同キャラ対戦ができた作品もあったようだが、当然どちらも見た目は同じだったので使っている内こんがらがるという弊害が存在していた。 しかし、「持ちキャラ」の概念が広まるにつれて、「自分の持ちキャラが対戦相手に既に使われている」事態が頻発するようになった。 そのような場合の対処法として、「同じキャラを色違いにして、見た目を変える」やり方が一般的になっていった。 このような由来もあって「2Pカラー」と呼ばれることも多い。また「決定時に押すボタンにより色が変わる」場合「弱Pカラー」などの呼称で呼ばれることも。 初期は適当に決めていたため、 化け物のようなとんでもない色合いのキャラクター も存在していたが、最近は割とそうでもない。 後述のナコルルに対するレラのように、色違いから独立したキャラクター性を確立し、少し違う性能になることも。 また大抵の場合は1Pカラーが持ちキャラとなることが多いが、中には色違いをあえて持ちキャラにする人も多い。 大規模なゲーセンでの有名プレイヤーだと「色違いキャラ=そのプレイヤー」として認識され名前が売れることもある。 また、「鉄拳」「バーチャファイター」のような3D格ゲーだと単なる色違いよりは持ち物や服装で個性を出すことが多い。 珍しい例では「ブレイカーズ」では「CPU戦の同キャラ戦の場合のみ2Pキャラに名前と個別設定が存在する」。 対人戦では色変えのみで名前は変化しない。 戦略シミュレーション 大抵は敵と味方が同じユニットを使って戦うことになるので、格ゲーと同じ理由で区別のために同じユニットでも色違いになる。 この場合は「所属勢力=その軍のイメージカラー」というケースになることが多い。 例としては、「タクティクスオウガ」だと「ウォルスタ=青」「ガルガスタン=黄色」「ローディス=赤」といった感じ。 味方サイドは青がイメージになることが多い。 有名な色違いキャラ マリオとルイージ 一番有名な色違いキャラ。色違いの理由付けで兄弟となっている。 初期は本当に色が違うだけだったが、スーパーマリオブラザーズ2では「ルイージはジャンプ力が高い代わりにダッシュ後のブレーキが利きにくい」という差別化がされた。 そしてアニメ版のスーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!を機に体格も変わり、ルイージは痩せののっぽへと体型も変じている。 ちなみに今でこそルイージの服装は「緑の帽子とシャツに青色のつなぎ」だが、 FC時代初期ではつなぎと帽子は白、シャツは緑であった(今のファイアルイージに似ているが、こちらはシャツとつなぎの色が逆)。 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ 原作に元ネタのある色違いから、ネタのような色違いまで毎度バリエーションが豊富。シリーズが進むごとにネタが増えている。 例としては原作の「ゴロンの服」「ゾーラの服」がモデルになる赤、青リンク、「ブラッキー」という超マイナーキャラそっくりになる茶マリオ(初代のみ)など。 ネタ色違いとしてはなぜかドピンクの赤ルイージ(通称イチゴルイージ)、額のファルコンマークがハートマークっぽく見える白キャプテンファルコン(通称愛の戦士)など。 また、色分けを利用したチーム戦もあるが、チームカラーに指定されている色がキャラクターの元々の色と合わない場合は強制的に色違いにされてしまうことになる。 ただし『for3DS/WiiU』からはキャラクターについた外縁による色分けがなされており、キャラ本体のほうは好きなカラーを選べるようになっている。 また、この作品からカラーバリエーションが8つに統一された。 『X』以降はコスチュームの変化も見られる。 たとえばワリオは1Pカラーはメイドインシリーズのものだが、 色替え(SPでは偶数カラー)でマリオシリーズにおけるオーバーオール姿を選ぶこともできる。 また、単なる色替えやコス替えではないキャラも幾人か存在するので以下を参照。 ●ピカチュウ、プリン、ピチュー 本体の色は多少濃さなどが変わるだけであり、基本的には装飾品で区別される。 『DX』以降は色ごとに装飾品の種類も変化し、本編に登場するトレーナーやアイテムにちなんだものもある。 『SP』ではピカチュウ及びピチューのバリエーションに「マスクドピカチュウ(尻尾の形も違う)」や「ギザみみピチュー」が存在している。 ●アイスクライマー 2人1組のファイター。 通常はポポが操作キャラだが、赤系色のカラー(SPで言うところの5〜8Pカラー)だとナナが操作キャラとなる。性能はどちらも一緒。 ●リトル・マック forでは唯一16カラーが存在していた。 9〜16Pカラーだと初代AC版準拠のワイヤーフレームとなり、ボイスが無くなってノイズSEが鳴るようになる。また、勝利演出におけるドック・ルイスのセリフも変化する。 SPでは他ファイター同様の8カラーに整理され、ワイヤーフレームは7,8Pカラーに割り当てられている。 ●ルフレ、むらびと、WiiFitトレーナー、カムイ、インクリング、ポケモントレーナー(SPのみ)、ベレト/ベレス 原作で男性版と女性版が存在するキャラ達。男女ごとに4つのカラーが用意されている。 また、WiiFitトレーナーとインクリングは女性がデフォルト(1P)になっている。 ●ピクミン オリマー、クッパJr.、勇者、スティーブ 色どころかキャラそのものが替わるお方達。当然ボイスもキャラごとに違うものになっている。 なお、あくまで姿とボイスのみの変更であり、性能は据え置き。 ピクミン&オリマーは5~8Pでオリマーが『ピクミン3』のアルフになる。 勇者は1~4PでそれぞれⅪ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅷの主人公になる。5〜8Pはそれぞれの色違い。 スティーブは2,4,6Pでアレックスに、7,8Pでそれぞれゾンビとエンダーマンになる。 クッパJr.に至ってはなんと1P以外の7カラーが全てクッパ7人衆に割り振られている。 サムライスピリッツシリーズ ●ナコルル、紫ナコルル、レラ 『初代』において、2Pカラーのナコルルは1Pとはキャラクターカラーだけではなく、体型がよかったり、勝利デモでは勝気な表情であったりと、若干の違いが持たされていた。 この2Pナコルル、清楚な1Pナコルルとは真逆のダークなイメージが受けたのか、カラー由来の「紫ナコルル」と呼ばれ親しまれることになった。 後の『斬紅朗無双剣』において剣質システムが実装された際に、紫ナコルルがベースとなったであろう羅刹ナコルルが登場し、ドSというキャラクター付けがなされた。 『零』において剣質システムは削除されてしまったが、羅刹ナコルルはその性能を引き継いだレラという別キャラとして独立することになった。 さらに『天下一剣客伝』においては、原点回帰ともいえる紫ナコルルが、ナコルルともレラとも異なる、一人の独立したキャラクターとして復活した。 元々は一人のカラーバリエーションが、後に独立したキャラクターとして三者三様の人気を博していったという、非常に稀有な例であろう。 モンスターハンターシリーズ メインシリーズでは、「亜種」という色違いモンスターが登場。さらに珍しくて強大な「希少種」もいる。 初期は「リペイントモンスター」とも呼ばれており、例えばモノブロスの亜種であれば「白モノブロス」と呼ばれることの方が一般的だったりと、より色違いとしての認識が強かった。海外展開が本格化した後も、英語ロケールでの亜種や特殊個体のネーミングルールにその名残が見られる。 シリーズ初期は「色が変わって能力値が変化し耐性が若干変わったぐらい」で、「通常種よりもちょっと強くて珍しい個体」程度の扱いだったが、後年の作品では使用属性から根本的に変えて全く別物のモンスターに仕立て上げるケースが増えた。 また「骨格が共通している」「共通モーションを使っている」という意味でのコンパチは非常に多いが、独自モーションやステータスでちゃんと差別化されている。ちなみに古参の飛竜は多くがリオレイアの骨格がベースである。 他にも、ランポスの白い色違いを当初は「白ランポス」と呼んでいたが、のちに「ギアノス」なる別種で再定義されたという例もある。 外伝作品では『ストーリーズ』のオトモンに色違いの概念が存在する。 詳細は個別項目に譲るとして、属性変化で5属性分(元が無属性の場合は6属性分)の体色パターンがある。 ファイアーエムブレムシリーズ 個性豊かなキャラクターが多数登場することが特徴の作品だが、初期のファミコン時代の頃は容量の壁にぶち当たり、全く同じ顔の人や色違いの人が多数存在していた。 1作目の『暗黒竜と光の剣』では仲間キャラではサジマジバーツ(*1)、オレルアンの騎士の皆さん(*2)など。ロレンスは敵の汎用グラフィックに眼帯を付けただけ。一方女性キャラの色違いはパオラとエストの姉妹くらいだったりする。 2作目の『外伝』では胴体のみで顔がそっくりさんはほぼいなくなった…只、顔の向きが同じ人が多く容量を抑えつつ個性を伸ばすのに苦労した様子がうかがえる。使い回しされているキャラクターについても血縁関係にある者に限定すると言った配慮がされている。 『紋章の謎』では全キャラに専用グラフィックが与えられたがサジマジバーツのように相変わらず似たような顔の者もいれば、双方がまるっきり別デザインになったナバールとミシェイルのような場合もある(*3)。 なお、味方キャラやストーリー上重要な敵はともかく、出てきて倒されるだけの中ボスや小悪党、一般市民等については頻繁に流用が行われている。容量が増えた後の作品でも、『聖戦の系譜』の七三軍団の様に容赦なく流用されていた。 「秘密の店のおねーさん」?彼女は作品を超えても同じ容姿であって色違いではないので… 草(スーパーマリオブラザーズ) ちょっと例外だが、色違いキャラの特異な例の一つとして紹介。 初代スーパーマリオブラザーズは容量がびっくりするぐらい少なかったため、地面に生えている草に個別のグラフィックを設定できなかった。 そのため「空に浮かんでいる雲を色替えで緑にして地面に置くことで草に見せる」という変わった手法を使っている。 。 遊戯王OCGデュエルモンスターズ 初期のモンスターに色違いモンスターが多数いる。 なんでカードゲームに色違い?と思うだろうが、これには少々特殊な事情がある。 遊戯王はコナミがメインスポンサーになってからは紙のカードゲーム(いわゆるOCG)とTVゲームを同時進行で作成していた時期があった。 当時のカードはまずゲームで先行登場し、後にカード化という流れをとっていた物が多く、GB版『遊戯王1』で登場したモンスターの色違いがGB版『遊戯王2』で作成され、それらを後追いでカード化という流れで色違いモンスターも生まれていった。 この辺は近い時期に出た鬼畜ゲー『真DM1』が関係しているらしく、このゲームでポリゴンを色違い流用するために生み出されたのだろうというのが有力説である。 ただこれらのカードは色違い同士で何らかの関係があるものや設定がかぶりまくってるもの、色違い間の格差がすごいものなど統一された法則があるわけではない。 例えば「ホーリー・エルフ」の色違い「ダーク・エルフ」はそれぞれ攻守のステータスが真逆。 「ラーバス」の色違い「モンラーバス」はラーバスの強化形態。 「剣の女王」の色違い「女王の影武者」はその名の通り影武者のモンスターにということで色違いにストーリー性をもたせている。 設定がかぶってるのだと、どちらも気持ち悪いぐらいしか情報がない「ペイルビースト」と「ファランクス」。 どちらもくちばしで攻撃するヘビでしかない「くちばしヘビ」と「ディック・ビーク」。 猫の精霊でひっかき攻撃が共通している「キャッツフェアリー」と「キャットレディ」などがいる。 格差がすごいものになると、片やウルトラレアの融合モンスターである「双頭の雷龍(サンダー・ドラゴン)」と片やただのコモンカードの「二つの口を持つ闇の支配者(ツーマウス・ダークルーラー)」が特に有名だろうか? 他にも片方の知名度が高すぎる「屋根裏の物の怪/クリボー」「さまよう亡者/ワイト」「太古の壺/メタモルポット」などがある。 珍しい色違いだと「ワイルド・ラプター」と「トラコドン」がいる。 この二体、ぱっと見るとただの色違いなのだが、イラストが地味に複雑。 ワイルド・ラプターのイラストは原作でダイナソー竜崎に召喚されたときのポーズの再現である。 対するトラコドンのイラストはなんと「原作の『ワイルド・ラプター』カードのイラスト」のポーズなのである。 このようなややこしい関係にあるのはこの二枚だけ。 バトルスピリッツ このTCGではカードの属性を色で分類している。 バトスピにおける色違いとはイラストのキャラクターが色違いということではなく、この属性が別の色になったカードを指す。 つまり、全く同じカード名、コスト、BP、効果を持ちながら属性の色だけが違うというカードが存在している。 この色違いにより、コストの軽減や受けられるサポートも対応色によって変わってくる。 北斗七星龍ジーク・アポロドラゴンなどが代表例で、キャンペーンカードなどで登場することが多い。 これは全ての色に同じ性能のカードを与えることで色の格差が出ないようにするための配慮である。 カード名が同じであるため、色違いであっても合計で3枚しか採用できない。 また、北斗七星龍ジーク・アポロドラゴンが制限カードに指定されていた時代は6色全てのカードに制限ルールが適用されていた。 その一方で、アニメでスピリットを3DCGで表現していることもあって、原義の色違いスピリットも多数存在する。 《ブレイドラ》→《ライト・ブレイドラ》、《ナイト・ブレイドラ》を始めとして、《英雄巨人タイタス》→《光の闘士ランダル》といったXレアの色変えや《爆覇造神ビッグバン・ゴレム》→《炎怒の巨神フューリー・ゴレム》のようなメインキャラの切り札の色変えも割と躊躇なく行われている。 Magic the Gathering エキスパンション『次元の混乱』では、「別の歴史を辿ったパラレルワールドのカード」として色の役割が通常とは異なるカードが多数登場した。 例えば緑の呪文の《巨大化》が赤の呪文の《粗暴な力》に、白の呪文の《神の怒り》が黒の呪文の《滅び》になるといった具合に、効果もマナコストも据え置きで色だけが置き換わっている。 人造昆虫カブトボーグVxV アニメだが色違いキャラクターとして「クラスのマドンナさやかちゃん」が存在する。 「初回なのにまるで長期シリーズのクライマックスのような展開」というテーマである第一話に登場し、「傷つきボロボロの主人公が戦いに赴くのを止めようとする」というよくあるシーンを演じ、それっきり出てくることはほぼなかった(*4)。中の人は当時中学生だった鳴海探偵事務所の所長。 だが、その後も似たようなシチュエーションでさやかちゃんの色違いが「ブラスバンド部のマドンナ観音寺紀子ちゃん」「隣のクラスのマドンナ茨城まりこちゃん」などなど続々と登場。2クール目までは天丼ギャグとして多用された。 色違い以外の近似キャラ 分かりやすい装飾品などを付けて、差別化を図るケースは昔からある。「赤くて角付き」とか。 季節限定イベントの存在するオンライン系のゲームではクリスマス限定イベントとして、「サンタ帽子を被った特殊キャラを倒すことで限定アイテムが手に入る」という流れも多い。 特にガチャのあるゲームでは季節イベントで実装される季節限定版の配布キャラが「目玉」として実装されることも珍しくないため、通常版とは全く違う動き・性能・レアリティなど、手間の節約という面とは真逆の、気合の入ったキャラになることも多い。 また上記のように3Dキャラは「3Dモデル」と「モーション」で成り立っているため、そのモーション側を一部流用した3Dモデル違いのキャラを登場させるのも技法のひとつとなっている。 主流の物はコンパチで色違いとはちょっと違う。主に3Dゲームが主流になってきた頃から登場した概念。コンピュータ関連で互換性を意味する英語の「compatible」を略したもの。 基本モーションは同じものを使い、外枠を張り変えながら細かい動きなどで差別化することで容量や手間を節約しつつ、キャラクター数を増やすことができるのである。 「リュウとケン」はまさにコンパチであると言える。 スマブラシリーズの「マリオに対するドクターマリオ」「フォックスに対するファルコ」などが有名。 基本的には同じシリーズからの出典キャラがコンパチになるが、「キャプテンファルコンに対するガノンドロフ」のように完全別シリーズなのにコンパチということもある。 また、「無双シリーズ」「戦国BASARAシリーズ」のようなアクションゲームでも割とコンパチは多い。 意外なところでは 戦国BASARA2までの「真田幸村と浅井長政」「上杉謙信と今川義元」はコンパチ であった。 前者は二槍流と一刀流、後者は長刀と扇子と使用武器は全然違うものの、違和感はそれほど感じられない。 あまり差別化されていないといい眼で見られないこともあり、シリーズが進むごとにコンパチキャラはコンパチ元からの差別化が進む傾向にある。 なお、ドクターマリオは旧世代のマリオのコンパチのままであり、ノーマルマリオの方が色々と改変を受けたため、「コンパチ元の方が差別化された」レアケース。 3Dのゲームならば敵キャラにも適用されることが多く、上記の『モンスターハンター』シリーズの他、『バイオハザード』シリーズのゾンビやガナードのバリエーションも色違いよりはモデル替えと言った方が正しい。 MHFでは、お遊びイベントとして 制作者が着ぐるみを着た姿のモデル替えボスモンスター や、MHXRも含め以降のコラボイベントでもコラボ専用のモデル替えボスモンスターも登場した。 特に彼岸島コラボでは、魚人型邪鬼(モーション元はガノトトス)を相手に丸太で戦う、というやりすぎなものだった。 顕著な例では初代PSOは進行と共にコンパチキャラが良く登場し、最高難易度では敵キャラの3Dモデルがほぼ全て一新される。そのバリエーションも「二足歩行で腕を振り下ろす攻撃をする」というキャラならばクマ、変異サメ、宇宙生物、亀、カマキリなどかなり自由。 また3Dモデルは2Dキャラと違いある程度拡大、縮小しても体は整うため、「サイズが大きく違うキャラも実はコンパチだった」というものもある。 一方で逆に「色違いを用意しない」という実例も存在し、サガフロンティアシリーズが特に顕著。 色違いを作るだけでもドッターが死んでしまうということで、内部設定だけを変えたモンスターが多数出現する。 追記・修正は色を変えて印象も変わってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 3DじゃないけどFGOの初期実装勢もコンパチになるんかね? -- 名無しさん (2018-08-21 14 11 43) 記事はすごくよくまとまってるが故にコメントに困るな。羅列しようとしだすととんでもない量になるだろうし。 -- 名無しさん (2018-08-21 14 23 07) ガンダムvsシリーズのコンパチ機体の多さよ -- 名無しさん (2018-08-21 14 31 47) デジモンは色違いが多いが、名称方法が統一されていないのが面白くも若干めんどくさくて締まりが悪い。 -- 名無しさん (2018-08-21 14 54 23) メタルスライムは単純な強化じゃないから例としてはちょっとふさわしくないかも? -- 名無しさん (2018-08-21 15 16 41) SMBの草にまで言及されてて草 -- 名無しさん (2018-08-21 15 24 33) ポップン初期辺りも色変えて別人としたり、一人のキャラ色違い作りまくって複数のキャラで使ったりとかあったな。ACポップン3のアヤが17Pカラーもあるのはある意味伝説。 -- 名無しさん (2018-08-21 15 41 14) 初期実装どころか高レアだとラーマが未だにコンパチだったりする(剣を振るモーションは汎用、宝具はミスター・すっとんきょうの使い回し) -- 名無しさん (2018-08-21 15 58 35) なんやかんや「開発側の苦肉の策」っていう切ない大人の事情が見え隠れする要素。色違いコンパチだからって開発側をあんまり叩かないであげてね -- 名無しさん (2018-08-21 16 40 57) モータルコンバットは色変え忍者が何人もいたが、今じゃ完全別キャラになってしまったなぁ -- 名無しさん (2018-08-21 16 46 22) ロマサガシリーズには色違いどころか一部の形が違うだけの形違いがかなりいた。 -- 名無しさん (2018-08-21 17 15 48) トランスフォーマーにはよくいる -- 名無しさん (2018-08-21 17 46 46) ややこしい色違いだとトイアグモンの色違いの黒いトイアグモン -- 名無しさん (2018-08-21 19 50 45) デジモンは「色違いの別名キャラ」「色違いで同名キャラ」「色違いで同名だが技などが違うキャラ」が混在しているからややこしい -- 名無しさん (2018-08-21 21 20 15) 最初期のポップンは容量の関係で特定のキャラクターの色違いを大量に作ったことが過去シリーズの楽曲の収録に貢献していたんだけどな。 -- 名無しさん (2018-08-21 22 17 34) 遊戯王とバトスピの色違いの概念の違いって面白いよね。前者は同じ見た目で色が違い、性能も全く別物のRPG的色違い、後者は中身は全く同じだけどガワが違う格ゲーのコンパチ的な色違い。 -- 名無しさん (2018-08-21 22 21 51) シャア専用とか戦隊のブラック玩具はここで扱っていいのかな -- 名無しさん (2018-08-21 22 41 19) ロマサガ2は仕様上、仲間にできるクラスごとに8人色違いがいるという。近年、イラスト化するに当たって差別化されたけど(和鎧風のトモエとか) -- 名無しさん (2018-08-21 22 51 54) 色違いデジモンはあまりにも描くことあるんで追記するならページ作ったほうがいいくらいややこしいんだよな… -- 名無しさん (2018-08-21 23 28 54) ショッカーライダーみたいな「外見で区別が付く偽物キャラ」もこの括りに入るのかな -- 名無しさん (2018-08-21 23 33 39) なんかコメント消えてると思ったけど、編集と被ったのかな…?。それはともかくとして、色以外に質感とかも違うと結構違うように見えたりするね -- 名無しさん (2018-08-21 23 40 32) ↑3 メディアミックス展開も絡むから複雑だよね。「アグモン(黒)→グレイモン(青)→メタルグレイモン(青)→ブラックウォーグレイモン」と「ガブモン(黒)→ガルルモン(黒)→ワーガルルモン(黒)→メタルガルルモン(黒)」というコンビ見ると複雑な関係が見えてくる…かもしれない。 -- 名無しさん (2018-08-21 23 45 43) ジークアポロドラゴンは、全色で同じ効果であるが故にうまく使える色、相性良くない色、もっと上手く使えるカードがある色などで全く同じ効果なのに評価が分かれるのが面白い -- 名無しさん (2018-08-22 00 06 17) モータルコンバットのermacはバグでキャラクターが変色したのを隠しキャラだと主張し後に別のキャラとして正式に実装したという面白いキャラだよな。今じゃかなり見た目変わったけど -- 名無しさん (2018-08-22 04 26 35) FGOでコンパチといえば謎光弾組の皆さん… -- 名無しさん (2018-08-22 08 10 39) SNK時代のメタルスラッグシリーズでは男性と女性がそれぞれコンパチ性能だったけど、今は完全に差別化されているし。 -- 名無しさん (2018-08-22 08 30 11) 初音ミクの色違いが「萌えない娘」だと聞いたことが・・・。 -- 名無しさん (2018-08-22 09 27 44) あ、ゲッターロボ第1話のプロトゲッター -- 名無しさん (2018-08-22 09 34 26) 上でもあるけどメタルスライムは上位とは言い切れないから変えるなら何がいいんだろう?私としてはさまようよろい→じごくのよろい→キラーアーマーが思い付きました -- 名無しさん (2018-08-22 11 57 47) バトスピもアニメでのCG予算の都合なのか遊戯王と同じく配色変えだだけのカードがそれなりにあるなぁ。設定的に意味のあるカードもそれなりにあるが -- 名無しさん (2018-08-22 13 19 17) ボクらの太陽シリーズのジャンゴとサバタも色違いで、特に1作目はガチで色変えただけのドットだった気がする -- 名無しさん (2018-08-22 19 53 30) ロックマンXの黒ゼロは初出のX2ではできのわるいコピー、X4ではただ色が違うだけ、X5からは性能アップの上位種 -- 名無しさん (2018-08-22 21 19 52) ドラクエ初期の色違いは武器の有無とかあるので厳密には色違いじゃないのがちらほら居るのよね -- 名無しさん (2018-08-23 18 17 45) 煽り目的のコメントを削除しました -- 名無しさん (2018-08-23 20 51 14) ポケモンでこの項目でいうところの色違いにあたるのは準伝説トリオ(3鳥、3獣、レジトリオ、UMA、三闘神)あたりかな、Lvによる技習得のタイミングが同じだったりするし -- 名無しさん (2018-09-03 11 33 36) 『豪血寺一族』シリーズの一作目と二作目では、(一応)主人公の婆さんとラスボスの婆さんがそれぞれ色違いなんだよね。 -- 名無しさん (2018-10-16 00 55 43) ↑2属性相性の複雑さからそいつらはこの手の色違いとは言いがたくないか?プラスルマイナンのがそれっぽくないかな -- 名無しさん (2019-01-24 14 46 46) 遊戯王のラーバスとモンラーバスは盲点だった。普通にラーバモス(色違いはニードルワーム)と勘違いしていた -- 名無しさん (2021-02-12 20 33 52) 稀にソシャゲの高レア帯で色(属性)変えキャラが -- 名無しさん (2021-07-19 10 22 36) ↑途中送信失礼。色変えキャラが多いとちょい萎える -- 名無しさん (2021-07-19 10 23 54) 大昔のドラゴンボールのRPGでは、ザコ敵の大半を原作の敵の色違いで賄う苦肉の策を実行。アックマンとかメタリック軍曹の色違いがそのへんにわらわら出てくるのは今考えると相当なカオスだったw -- 名無しさん (2023-01-18 23 45 01) ドラクエモンスターズだとこれを多く出演させるっていう方向性が初代ジョーカーから決まってたんじゃないかと思う。続編及びリメイクのテリワン3Dとイルルカでもトロルボンバーやうずしおキングといったマイナーなこれや、ルーファやパラサキスのようなオリジナルのこれが段々増え始めてて、容量削減も兼ねての理由だろうな。ただ、無印ジョーカー3やモンスターズ3はこれを露骨に増やし過ぎたせいで不評意見が多くなってしまったのだが… -- 名無しさん (2024-01-26 21 43 04) カービィの夢の泉とSDXのザコ敵もこれだよな -- 名無しさん (2024-05-10 11 50 48) FEの色違いと言えば、子供システムの髪色継承もある。 -- 名無しさん (2024-06-12 08 26 07) 色違いの2pは協力プレイしない限り嫌でも目立てれなくなるが、ルイージとケンは割と早めに差別化されてキャラ確立してるからポジション的には割と優遇はされてるとは思う。同時期の色違い仲間のりきとジミーとクインビー、魂斗羅のランスは暫く苦しかったが… -- 名無しさん (2024-08-16 19 28 59) 名前 コメント